がむしゃらに生きる

自然と旅行が大好きな27歳保育教諭

保育者として言わせてもらいたいこと

 

f:id:mogumogulucky:20200503214908j:image

 

わたしは保育者として8年間勤務しています。

 

同じところで8年間ではなく、

4年間は私立の保育園で

もう4年間は公立のこども園です。

 

まだまだ保育力も足りないし、

保育者として未熟です。

 

 

「保育士さんてすごいですね」

「よくそんなに子どもといられますね」

「すごく大変なお仕事ですよね」

 

そうやって言われることが多いです。

 

たしかにめちゃくちゃ大変です(笑)

子どもと遊んでいるだけと思われがちなこの職業…

 

でも、実際は

職場の先生たちとのコミュニケーション

保護者とのコミュニケーション

子どもの発達を促すための環境設定

子どもがやる気になるための関わり

先を見通した保育設定や行事

月の予定や週の予定、子どもの経過記録

保護者に向けたお便りづくり

(読んでもらえないことが大半です)

得意不得意が分かれるピアノの練習

植物の栽培のための土づくり

おもちゃ作り

(玩具も全部買ってもらえるわけでないので、

電動ノコギリで切ったり、釘で打ったりして作ることもあります)

などなど、ここではあげられないほどの

仕事量を抱えながら子どもと接し、

自分の気持ちもコントロールしながら

働いています。

 

保育者は子どもを見るだけが仕事じゃありません。

 

ほんとになんでもやります。

 

 

働いているときにイラッとすることも

わたしも人間なのであります。

 

でもそれはさすがに出すことはできないので

気持ちをコントロールしながら

毎日子どもたちの命を守って

全力で働いています。

 

でもどうしてやめないのか

 

その理由はただひとつ。

 

やりがいがあるからです。

 

“やめよう”と思ったことも、

“自分にはこの仕事向いてないのかな”と

考えたこともあります。

 

でもやめられなくて今もなお続けています。

 

クラス担任をもち、1年経った時、

こんなに成長したんだな

この子たち、こんなにお兄さんお姉さんになったな

と間近で成長を見ていくことができます。

 

 

子どもの成長はほんとに速いです。

しかも、目に見えて分かる!

(大人になると成長が分かりにくいですよね・・・)

 

子どもたちといると、

子どもの成長に負けられない!

わたしももっと成長しないと!

って思わせてくれます。

 

そんなことを考えながら、毎日保育を行っています。

 

 

結局何が言いたいかというと、

 

保育の仕事はめちゃくちゃ大変だけど、

その分子どもたちが返してくれるということ!

 

近年では、仕事の量に給与が見合っていないということから

離職率がどんどん上がってきています。

 

辞めたくなるその気持ちすごく分かります。

 

でも未来ある子どもたちのために、

保育者の仕事を見つめ直し、

少しでも長く勤めることができるよう

職場環境を変えていただきたいな、と思います。

 

 

今後、9月入学も検討されている中、

保育園、幼稚園、子ども園はどうなるのでしょうか。

どんどん日本が変わっていくけれども、

未来を変えていくのは今の子どもたちだ、と

わたしは思っています。